税法科目はボリュームや難易度が大きく違います。勉強時間の少ない科目を組み合わせて、できるだけ早く5科目に届くことを優先するのが合格優先型です。
この記事で分かること
- 合格優先型の科目の組み合わせ
- 「ミニ税法」を選ぶメリットと注意点
- 合格後の実務との関係
合格優先型科目選択
| 税理士試験の科目は科目ごとにボリュームや難易度が大きく異なります。そこで比較的ボリュームの少ない科目を狙って科目選択をすることで少ない学習時間で税理士試験の合格を狙うのがこの合格優先型科目選択です。
パターン1 消費税法は近年の改正によりかなり難易度が高くなり以前のようにミニ税法と呼ばれることはなくなりましたが(ボリュームが全然ミニでない)受験者数の多さからまだまだ合格しやすさという点では外せません。 住民税、事業税、国税徴収法、固定資産税、酒税法は条文数が少ないためミニ税法と呼ばれています。これらは暗記すべき理論のページ数や計算問題でマスターすべき論点等が他の税法科目の数分の1程度と圧倒的にボリュームが少なく、少ない学習時間で合格レベルに到達することすることが可能です。特に国税徴収法はこの中でも最も合格しやすいと言われています。 パターン2 なお住民税法は所得税法と非常によく似ているため選択必須科目に所得税を選択した場合には国税徴収法のかわりに住民税を選択することはかなり有効だとされています。また国税徴収法とは異なり住民税は実務でそれなりに使用しますので勉強したことが全く役に立たないということはありません。ただしわざわざ学習しなくても実務では特に問題ありませんが。 |
MINI「ミニ税法」の比較
| 科目 | 勉強時間の目安 | 合格率(令和7年度) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 国税徴収法 | 150時間 | 13.8% | 理論のみ |
| 酒税法 | 150時間 | 12.2% | 消費税法とどちらか一方 |
| 住民税 | 200時間 | 17.8% | 事業税とどちらか一方 |
| 事業税 | 200時間 | 12.3% | 計算の比重が大きい |
| 固定資産税 | 200時間 | 15.5% | 理論の暗記が中心 |
COMPARE4つのパターンの比較
| パターン | 組み合わせの例 | 合計の勉強時間の目安 |
|---|---|---|
| 王道型 | 簿・財+法人税・所得税・相続税 | 約2,550時間 |
| 実務重視型 | 簿・財+法人税・消費税・相続税 | 約2,400時間 |
| 合格優先型 | 簿・財+法人税+国税徴収法・酒税法など | 約1,800時間 |
| 資産税特化型 | 簿・財+所得税・相続税・固定資産税 | 約2,150時間 |
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資産税特化型科目選択
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